【店部推薦図書1】三岸節子自選画文集〜花こそわが命



ツイッターなどでも「わたしをみて」とアピール力が強いのは、男女どちらかというと、間違いなく女子の方だと思います。

自らの油絵と随筆の合体作。

「花とわたくし」
この自画像は、第三回春陽会に「花」「風景」「静物」と四点初入選したときのものである。
女子美を出た翌年である。
女性が入選するのは春陽会でこのとき初めてである。
ずいぶんほめられた出発である。


いきなり、さらりと自己アピール。

構成は、絵と、その絵にまつわるエッセイ風の短い文を、見開きに配置するというスタイル。
やわらかい物腰ながら、基本、自分の話題に終始し、創作の苦しみすら、プチ自慢に転化する。
作品と文章の、このぬるい距離感。

三岸節子さんは、女性画家の地位向上に多大な貢献をし、生家が記念館になるほどの功労者として讃えられております。

人生、前へ前へ。
昔の女性はちゃんと生活して、やることやってるな、と感心しました。

¥710にて販売中。

ざっくりした装丁度 ★★★★☆
余生度 ★★★☆☆
ガガ度 ★★★☆☆