店部ブログ

【店部推薦図書16】「山田稔 何も起らない小説」<セミナーシリーズ鶴見俊輔を囲んで(4)>

SUREは京都で細々と、だがセンスの光る本を発刊する編集、出版グループです。 山田稔(以下、山田)は京都在住の小説家、あるいはフランス文学者。中央の文壇とは距離を置いた、いわゆる「通好み」な作家として知られています。 100ページにも満たない小冊子ですが、内容は、SURE名誉顧問、鶴見俊輔(以下、鶴見)と山田を中心とした座談会の記録(開催は2003年)で、一般の方も参加されています...

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【店部推薦図書15】隈研吾「新・建築入門 思想と歴史」(ちくま新書)

負け犬本です。 本のタイトルに「入門」と掲げ、第一章でデリダのフッサール哲学批判の「脱構築」=「脱建築」といきまいておき、アリストテレスやらカントやらヘーゲル、マルクスなどを散々こねくり回し、結局最後は「もはや、問いはわれわれを押しつぶすところにまで来ている」と結ぶへたれぶりです。 しかし、その程度の「勝ち負け」は、読者にとってそれほど重要ではなく、この人がなぜ負けた、負けてい...

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